町内会の研修に参加してきました

みなさんこんぬづは、りゃん父です。

先週の日曜(27日)、うちのちゃこPさんが役員を務める町内会の研修で女川町や南三陸町など、いわゆる被災地の現状を視察するというイベントがあったのですが、参加人数の割には大きなバスをチャーターしてしまったということで、頭数確保のため、特段予定のない(ヒマな)ワダスも急きょ参加してきました(^_^;)


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大きなバスと言うから大型バスかと思ったら、25人乗りくらいの中型バスでした。
集合時間は早朝8時。ちなみに、参加者で一番最後にバスに乗り込んだのは、やっぱりワダスら涼々家夫妻でした(^人^;)


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バスの窓越しに写るワダス。というか、ガラスに風景が映り込んでてサッパリ見えないじゃないか。(矢印の先を見てね。)


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バスは三陸自動車を走り、一路女川町を目指します。


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9時20分ころ女川に到着。
画像は昨年3月に新築再開されたJR石巻線の新・女川駅。


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駅の向いに出来たテナント型商店街。「シーパルピア女川」といいます。
大半のお店が午前10時開店なので開いている店は少なく、お客もほとんどおりません。

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そんな中、開いている数少ない店の一つが、こちらの海産物の土産店。
早速我が町内会のご一行様が群がります。
真ん中の白のジャケット、エンジのリュックがうちの奥さん。


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しじみのエキス「オルニチン」がコーティングされた「味付けのり」を購入。


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おお、この店には最近アベちゃんも来たらしい。
(アベちゃんて誰よ。晋ちゃんだよ。)
隣に写る、金属のフックがいっぱい付いたジャケットとアベちゃんのネクタイに合わせたかのような黄色いマフラーの男性はSPか? 違うよ、ここの店主だよ。


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ランボルギーニ社のマーク「ファイティング・ブル(猛牛)」がガラスに飾られた店。


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実はこちら、ダンボル(段ボール)ギーニなのであります。
天皇皇后両陛下も3月17日に「天覧」しております。


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まだ店が開いていないので、外からの画像。
実物大のダンボルギーニ。「紙製品なのでお手を触れないでください」との注意書きがあります。


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こちらは衣料品やウエットスーツの素材で作ったバッグや小物を売っているお店。


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ちゃこPさんはウエットスーツで作った「マウスパッド」を購入。
パソコンを操作中、万一誤ってコーヒーやジュースをマウスパッドにぶちまけてしまったとしても、防水素材だから全然平気なんじゃい。(というより、コーヒーやジュースをそうゆうとこ置くな。)


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こちらは花屋さん。色々な小物やポプリも並んでいます。


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で、売り物じゃないけど気に入ったのがコチラ。
フタ開閉足踏み式の金属製ダストボックス。フタに耳が付いてワンコ?ウサギ?の顔になっている。
我が家にもボビたんのビニール袋でくるんだウンチを一時保管しておくための足踏み式のダストボックスがありますが、こんな風に装飾してみようかと思わせるナイスなアイデアです。


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こちらのお店も両陛下の「行幸啓(ぎょうこうけい)」があったようです。
「賜り」はヨコ一本多いぞ。(そういうことは気づかないフリしろよ。)


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なんと、前日(26日)は復幸祭というイベントがあったんじゃないか。
しかも、アニソン帝王のANIKIが来てたんじゃないか。
今日じゃなくて、ガッカリだ~!


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こちらは、名物さんまパンが欲しかったのに、まだ店が開いていなくて手に入れられず、ガッカリだ~!のちゃこP。


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商店街を出て駅へ行ってみました。
駅舎内には温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」が入っていることもあり、駅の前にも足湯があります。ただ今給湯中。


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足湯の営業も10時から。


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待合室ではお年寄り達が足湯の開始を待っています。(・・・・・おそらく待っているんだと思います。)


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駅のホームを上から見たところ。
町全体はかさ上げ工事の真っ最中。


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ホームとは反対側の海側の風景。昔の女川港の面影はほとんどありません。漁港の市場とか倉庫とかたくさんあったのに、全く新しい町が作られています。


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我が町内会のご一行様は次に大川小学校へ移動。


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バスに乗るなり、さきほど買った味付けのりを早速開けて食べ始めるワダスら涼々家夫妻。
そしたら、なんと、のりは韓国産で製造は福島県相馬市と包装に記載されておりました(>_<)
「ま、いっか、女川にお金が落ちれば。」


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大川小学校に到着。
保存か解体か住民の間でかなり議論されましたが、最終的に保存されることが決まったようです。
ただ、遺族の皆さんの感情を考慮して、建物の周囲に木を植えて外からは直接見えないようにするのだそうです。


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慰霊碑には、犠牲となった小学生や教員だけでなく亡くなった住民の皆さんの名前も刻まれています。


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献花台のところには被災前の校舎とその周辺の町並みの写真が飾られています。


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今は校舎以外に残る建物は一つもありません。周囲は土が剥き出しとなった荒れ地が広がり、風で砂塵が舞います。


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ご一行様は本日最大のお楽しみ、昼食会場となる「南三陸さんさん商店街」へ移動。


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ご到着!


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早速商店街の中へ。


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事前に開かれた役員会ではちゃこPが「アワビ丼」を推したらしいのですが、年配のおじいさん役員から「わしは歯が悪くてアワビは食えん。」と反対意見が出て、結局ご覧の「春つげ丼」てのになったのだそうです。ガッカリぽんだ。


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「春つげ丼」。イクラと錦糸卵と野菜のチラシ、刺身はマグロ、ホタテ、いか、たこ、ボタンえび(これは許せるね。)、
そして、めかぶの天ぷらとめかぶの味噌汁(めかぶの天ぷら、意外にいけるかも。)。


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昼食の後は、帰りの出発まで自由時間。
商店街の広場に顔出し看板を発見!
看板の前ではお子ちゃまたちが遊んでいましたが・・・・、


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ワダスが顔を出したら、クモの子を散らすように逃げていきました。
くそっ、悪童どもめ。

………φ(。_*)☆\(-_-;)


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次はコチラの店で本日の晩のおかずを買い物。


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蒸しホヤと、


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蒸しカキで、今夜は鍋物かな。めかぶも買いました。


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最後は南三陸防災庁舎を見学。
この3階建ての屋上の上2mの高さの津波が襲い、アンテナとフェンスにしがみついた少数の職員だけが助かりました。
震災遺構として残す残さないの地元の話し合いが決着しないため、宮城県が県の所有にしてしばらくの間保管するのだそうです。


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周りはかさ上げの土砂が堆く盛られています。
まるでピラミッドや古墳などの古代遺跡のようにも見えます。


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全日程を終えて帰ってきた我が町内会ご一行様。
みなさん、手に手に買い物袋を下げております。たくさんお買い物されましたね。買い物をすることも一つの支援です。今日は大変お疲れさまでした。

最後に、鍋はカキを使うので味噌味にしました。ホヤもめかぶも相性良かったです。

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