3.11大震災の追悼イベント、多賀城万灯会に行ってきました。

みなさんこんぬづは、りゃん父です。
昨日3月11日は東日本大震災から6年。地震発生時刻の午後2時46分には町中サイレンが鳴りわたり、黙祷を捧げました。

ワダスの住む宮城県多賀城市も津波で188名の方が犠牲になりました。
震災の翌年から3.11にはNPOの主催で、JR多賀城駅の広場で犠牲者を追悼する万灯会が毎年開催されていて、今年はボビたんを連れてちゃこPと行ってきました。


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メッセージやイラストを描き込んだ紙コップを持ち寄りローソクを入れ、3.11の形に並べます。


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我が家の持参した紙コップは、人間以外にも多数のワンコや猫ちゃんが犠牲になったと思いますので、犬と猫のイラストをちゃこPが描いたものを並べました。


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会場ではNPO団体やボランティアで参加した高校生が温かいワカメスープやおしるこを配ってくれます。


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ボビたんも少しだけおしるこをいただきました。


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会場にはこんな戦隊ヒーローも駆けつけましたが、ほぼ無名だし、戦っているところ見たことないし、体つきにも中年ぽさが漂います。ピンクのもいて、父娘で共演か?


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いよいよ188個の素焼き皿に火が灯され、追悼式が始まります。


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で、主催者挨拶に続き、来賓として●長さんと●●長さんが挨拶したのですが、ここからは若干【苦情】のカキコミです。
夕方冷え込む中、非常に長い挨拶で、「みなさんご苦労さん。」みたいな上から目線の話し方で、「高校生にも手伝わせた。」と言った後に「手伝っていただいた。」と言い直したり、犠牲者への追悼の話よりも、古代の文献に貞観津波がこの町を襲っているのが載っているとか、町が出来てあと5年で1300年になるだとか、聞いていてイベントの主旨とかけ離れた感じでとてもガッカリしました。「ご冥福を祈ろう。」とか、「防災に努めよう。」とか、「災害から身を守ろう。」とか、高校生ボランティアに「ありがとう。」といったような言葉がなくて、何が言いたいのかよく分かりませんでした。


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挨拶や地元のシンガーによる鎮魂の歌の披露後は、いよいよ紙コップのローソクにも火が灯され、厳かに万灯会が始まりました。


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6年前のあの日も寒くて何日間か雪まじりの天候でした。
晴れれば停電で明かりのない中、星空がいつも以上にきれいでした。
当然ワダスの場合は被災地に生きる者なので、大震災のことはいつまでも忘れません。
被災地でない方にも、いつまでも忘れずにいていただきたいと願っています。
あの時心配してくれて支援の手まで差し伸べてくれた皆さん、今も感謝しています。本当にありがとうございました(ノ_^。)


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3.11大震災の追悼イベント、多賀城万灯会に行ってきました。 への3件のコメント

  1. ぷーまま(ぷりん永遠の15才の母) より:

    ボビたんの表情がなんだかとても切ないです。

    • りゃん父 より:

      こんぬづは。ボビたん、抱っこされているときは寒さのせいもあって大人しくしておりました。
      イベントが始まる前は、口角が上がっているため笑顔に見えるらしく、女子高校生から「笑ってる。」と何度も言われておりました。
      あと、おばちゃんからは「顔がかわいい。」と顔に限って褒められておりました。

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