みなさんこんぬづは、りゃん父です。

今回の西日本の豪雨被害は、亡くなった方が200人を超すという大災害になってしまいました。
この三連休に復旧に向け頑張っていらっしゃる地元の方やボランティアの皆さん、どうぞ熱中症や砂ぼこりによる感染症など、十分にお体を労わりながらお願いいたします。
心よりお見舞い申し上げます。


さて、7月14日（土）に、昨年も行った青森県田舎館（いなかだて）村の「田んぼアート」を見に、りゃんばーちゃんを連れてちゃこPさんと三人でN坊号で日帰りで行ってきました。



朝の8時に出発、東北自動車道を北に向かいます。
さすが三連休の初日、デカいバイクに乗ったライダーも多いです。気持ちよさそう♪



で、今、東北自動車道は「規制速度試行」中。



昨年12月1日から花巻南IC～盛岡南ICの上下各約27ｋｍで、最高速度110km/hへの引き上げが試行されているのです。



ということでN坊号も110km/h。
この速度域だとライフ号の場合、エンジンを目いっぱい回すのに対し、N坊号は約4千回転とまだまだ余裕ですね。
100km/hに落とすととても静かで平和なクルージングと言った感じ。



出発してから3時間40分。
お昼も近くなったので、津軽サービスエリアでさきに昼食を取ることにしました。
ちゃこPさんのお目当ては「ハンバーグ」。
なぜハンバーグかというと、「ハンバーグならどこにもあるっしょ！」てことらしい。



ところが、津軽サービスエリアには津軽そばとかシジミラーメンといった地元名物はあっても、ハンバーグがメニューにない。
で、「ここで食べないで、向こうに着いたら食べましょう。」と言うちゃこPと、それを聞いて驚きの笑いが出るりゃんばーちゃん(ﾟДﾟ;)



ということで再び高速の本線に戻り、黒石インターチェンジで下ります。



着いたところは、「道の駅いなかだて」のレストランジャイゴ。
ジャイゴとは津軽弁で田舎という意味、いわゆる在郷ね。



去年もここに入りうな重を食べました。
店内はとても広くて、まだお客さんもまばらで空いてます。



ちゃこPさんは、念願の「ハンバーグ」。



ワダスとちゃんばーちゃんは、夏と言えば「うな重」っしょ。



お昼を取った後、N坊号で第1田んぼアート会場の「田舎館村展望台＝役場」で向かいます。
途中、田んぼアートのシャトルバス「たさあべ号」の後ろになりました。
「たさあべ」は、「た（田）さ（に）、あべ」、津軽弁で「田に行こう」という意味。



役場に到着。
三連休の初日なので、混雑するかなと思ったら、全然、去年と同じ感じ。
臨時駐車場じゃなく、しっかり庁舎の真ん前に停められました。



まずはチケットを買い求めて、エレベータの順番を待ちます。
昨年一度来ているりゃんばーちゃんは、今回初めて田んぼアートに来たちゃこPさんに、いろいろ解説する余裕っぷり。



エレベータで屋上階に昇り、いよいよ展望デッキに出ます。





今年の第1田んぼアートのテーマは「ローマの休日」。
オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックがベスパに乗ってローマ市内を走るシーンと、



「真実の口」に手を切られたという悪戯に驚くシーン。



イメージ図と、田んぼアートの大きさがコチラ。



天気予報では曇りだったのに、こんなに良い天気で、気温は32℃。もう真夏の暑さだべ。
梅雨明けしたんじゃないのか？といった感じ。



親子でツーショット。
ワダスの靴紐が解けています。



屋上に建てられた天守閣をバックに親子でツーショット。
ワダスの靴紐が解けています。
りゃんばーちゃん、目をつぶっています。
（カメラマンさん、しっかり頼んますよ、もう。）



屋上から下りて、展示室へ。
ここでは「冬の田んぼアート」のパネルとビデオが見られます。





このかんじき草鞋のような道具を履いて雪の上を歩き、足跡で冬のアートを作るそうです。



さて、次に第2田んぼアート会場の弥生の里展望所へ向かいますが、N坊号を使わず、無料シャトルバス「たさあべ号」で移動することにしました。
運転手さんを除き、全部で9人しか乗れません。しかも1台だけの運行です。


第2会場までは約3㎞。10分ほどで到着しました。



到着した後、本数が少ないので、まず、帰りのバスの時刻をスマホで撮って、乗り遅れないように注意します。



コチラが弥生の里展望所。



発券機でチケットを買ってエレベータの順番を待つ人たち。
エレベータは２階までしかありません。２階が展望台の階となります。



２階の展望台に到着～。


今年の第2田んぼアートのテーマは、今年生誕90周年を迎える漫画家「手塚治虫のキャラクター」。



左から、鉄腕アトム、ジャングル大帝のレオ。



ブラック・ジャックと助手ピノコ。



リボンの騎士のサファイアだっけ？と手塚治虫本人。



イメージ図と大きさはコチラ。



白、黒、グレーなど色の異なる小石を敷き詰めて故人の肖像を描く「石のアート」は、昨年と同じ「ダイアナ妃」と、



今年の新作、「美空ひばり」。



石のアートの解説と大きさはコチラ。



エレベータ横にはアトムの等身大人形が飾られています。昔は、この右を向いても左を向いても同じ髪型なのが、子供心になかなか理解できませんでした。てゆーか、いまだに分かっていない。



カメラマンさん・ちゃこPさんのアドバイスで、ちょうどこの位置だと目が合います。
ここに立っていた警備のおじさんには、申し訳ないのですがちょっとよけていただきました(^人^)



展望台から下りて、田んぼアートを近くから見るとこんな感じ。
7色11種類の稲が使用されています。
食用の「つがるロマン」と「あさゆき」は稲刈り後、食用となり、次の年の田んぼアートの田植えに参加する子供たちのおにぎりになるそうです。



こちらは石のアートの文字部分のアップ（ワダスの名前の頭文字と同じ「ま」）。接着剤等使わず、ただ置いてあるだけ。



展望所の近くには、弘南鉄道の「田んぼアート」駅があり、ちょうど黒石行きが到着したところ。



ということで、今年の田舎館の田んぼアートも見終わったので、シャトルバス「たさあべ号」で村役場に戻り、帰途に着きます。



帰りも約４時間近く。
仙台に近づくころには、午後６時も回り影が長くなりました。
しかし、今日はめちゃくちゃ天気が良かったので、ほんと梅雨が明けたのと違うか？
青森の田舎館だって30℃超えてたぞ。



ということで、本日の〆は、SOBAダイニング「蕎花」で、おそばを食べます。



まずは前菜。
クラッカーに乗っている赤ピーマンのムースと、エビの左、ウズラの卵バルサミコ酢漬けが初めての味でとても美味しい。



冷たいもりソバ。



食後のフルーツはドラゴンフルーツのバルサミコソースがけ。



デザートは左の桃のシャーベットが、うまい！

ということで今年も往復650ｋｍ、田んぼアート日帰り旅行が無事終了しました。